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絢爛日記 11
2011.10.08 Saturday
『絢爛舞踏祭プレイ日記』
第11話 カオリの死 陸戦隊長だったカオリが死んだ。 カオリの遺体を海に沈め、夜明けの船の仲間達がそれを見送る。 そこにMAKIの声。 「水葬に列席する艦の乗員の皆さんに、MAKIを通じてアリアンよりご連絡します。 皆様、我々は勇敢な戦士を失いました。悲しいことです。 だが、我々はそれに慣れています、慣れなければなりません。 火星の海に自由の旗を立てるまでは、どれだけの事があっても慣れなければなりません。 ですが、慣れることはあっても、死者を忘れてはなりません。 我々火星独立軍は生前のカオリを決して忘れてはならないのです。 宗派も種族も違う我々に共通するのは、この火星の海と、この思いだけなのですから。 偉大なる独立戦争の闘士に、敬礼!」 平和を、勝ち取らなければ。 そうすれば仲間が死なない日常が訪れるのだろうか? 仲間の死なない平和のために、私は何をすれば……? 絢爛日記 10 宇宙情勢の変化
2011.10.08 Saturday
『絢爛舞踏祭プレイ日記』
第10話 宇宙情勢の変化 2252年10月20日。 私の不在の間に、宇宙情勢の大きな変化が起こっていた。 私はまだここの政治には詳しくないけれど、とりあえず何が起こったのかを書き留めておく。 10月18日。 地球が月に対して同盟破棄を通告。 月と宇宙都市が同盟を結ぶ。 火星が火星衛星に対して同盟破棄を通告。 海王星が冥王星に対して同盟破棄を通告。 冥王星と光国要塞が同盟を結ぶ。 光国要塞が光国辺境領に対して同盟破棄を通告。 光国辺境領と公国本国が同盟を結ぶ。 光国本国と第5異星人が同盟を結ぶ。 海軍魔女艦隊が第6異星人に対して同盟破棄を通告。 海軍魔女艦隊と第6異星人の間が険悪化。 一日でこれだけの各星間の同盟のやりとりが行われた。 最近、ずっとあちこちで政権交代が起こっていたのだが、きっとそれの影響なのだろう。 変化が起きている。 無知な私にさえもそれが感じられる。 これから宇宙、そして火星はどうなっていくのだろう? 絢爛日記 9 最後の手紙
2011.10.06 Thursday
『絢爛舞踏祭プレイ日記』
第9話 最後の手紙 2252年10月9日火星、夜明けの船自室にて。 その後、いくら目覚めても、アキが死んだという事実は変わらなかった。 当然と言えば当然なのだが、当然ではないものを、私は心のどこかで期待していたのだった。 実はアキが死んだ後、彼からの最後の手紙が届いて、私はそれを受け取っていた。 手紙にはこう書かれていた。 「この手紙を受け取っている頃には、もう自分は死んでいるだろう。 さようなら、地獄で会おう…」 たまにこの最後の手紙を読み返す。 たった二行だけ書かれた短い文章であったが、最後に自分に宛てて手紙を書いてくれたことが嬉しく感じられる。 そう感じられるくらいには、なんとか私は立ち直っていた。 手紙の文字を見つめながら考える。 アキはどんな状況の中でこれを書いたのだろうか。 紙とペンはどう調達したのか。 それを船に届くように、どうやって手配したのだろうか。 どんなつらい思いをしたのだろうか。 どんな決意をしたのだろうか……。 圧倒的に会話が足りなかった。 彼がどんなふうに過ごしたのか、どんなふうに思ったのか、全然分からない。 オリンポスに行く前も、そんなに深い話をしていたわけではなかったから、アキの考えていたことを想像することさえ私には難しいのだ。 それが悔しかった。 涙が出た。 それでも、また日常は流れていく。 アキのいない世界で、仲間が笑いお喋りしながら、ゆったりした時間が流れていく。 絢爛日記 8 現実世界
2010.10.15 Friday
『絢爛舞踏祭プレイ日記』
第8話 現実世界 私は現実世界に戻ってきていた。 と言うより、もう数ヶ月あっちの世界への介入をやめていた。 何故かというと……。 実は恐れていた非常事態が起きてしまったからだった。 アキリーズの死。 そう、陸戦部隊として夜明けの船を離れ工作活動を行っている最中に、事故に巻き込まれ、彼は死んでしまった。 私はただそのことを、MAKI達の報告によって知らされたのだった。 私は、そのことを認めたくなくて、介入プログラムの回線を切った。 無かったことにしたかった。 それからずっとあっちには行っていなかった。 でも、このままではいけない気がする。 このままでは、私は何のために介入者として招待されたのかわからなくなる。 私はまだ何の力も持っていないけれど、MAKIやヤガミに、期待されて…いるんだと思う。 きっとだから、『希望の戦士』と呼ばれているんだ。 私は行かなくてはならない。 例え、辛い現実が待っていようとも……。 アキが生きているという、少しの期待を持ちながら、私はコンピュータの電源を入れた。 絢爛舞踏祭
2010.10.13 Wednesday
夕飯の豚丼を用意しつつ、なんと絢爛舞踏祭のアニメがあったことを知って鑑賞中。 とりあえず事前にWikiで調べてみたけど、最愛のアキリーズも出てるよ!興奮! カッコいいんだろうなぁ。 会えるのが楽しみです。 絢爛日記 7 遠きオリンポスの地より
2010.02.09 Tuesday
『絢爛舞踏祭プレイ日記』
第7話 遠きオリンポスの地より 今アキリーズはこの船に居ない。 彼はは陸戦部隊として、今都市船オリンポスへ派遣任務中なのである。 何度か手紙を書いたが、ずっと返事が無く、無事でいるのかただ心配でたまらなかった。 彼が居なくなって半月が経とうとしていた。 「エレノア宛の手紙が酒保に届いています」 この船のコンピュータであるMAKIが、そう知らせてくれた。 夜明けの船が、都市船チレナに入港したところだった。 大きな火星で、アキリーズのいるオリンポスの、ほとんど反対側である。 (アキから手紙が届いた……!) 私は胸を高鳴らせながら、最下層の酒保(ここでは蓄えてある食料などを購買している)へ走った。 「すみません! 私宛に手紙が届いてると聞いて……」 「ポ、ピピピ……」 BOLLSと呼ばれる働き者のロボットが、預かっている手紙をくれる。 やはりアキリーズからの手紙だった。 もったいないから部屋に戻って読もうかと思ったが、やっぱり我慢ができずに酒保で手紙を開ける。 万が一身の危機の知らせだったら大変だ。 「よお、久しぶり。手紙書いてくれてサンキューな。こっちは結構余裕があるから観光も楽しみながらぼちぼちやってるよ。あ、そうそう、こないだ近くのショッピングモールに行ったらさ――」 手紙は主に派遣先オリンポスの土産話でいっぱいだった。 この半月間ずっと不安に押し潰されそうだった私は、それを見てようやく胸を撫で下ろした。 元気ならばそれでいい。 彼が無事でいてくれるなら、私は一人でも頑張れる。 絢爛日記 6 責任感
2010.02.06 Saturday
『絢爛舞踏祭プレイ日記』
第6話 責任感 最近、地球軍との戦闘が多い。 先日なども、次々と敵の増援部隊が現れて、私達は苦戦を強いられた。 そのせいか、同じRBパイロットのタキガワが疲弊しきってしまっている。 飛行隊として、RBというロボットのパイロットを彼と私と二人で行っているのだが、多分、私がまだ頼りないと思われているのか、彼は一人でパイロットの任務を背負っているふしがある。 だから、下手すると倒れるまで無理をしてしまうのだ。 実際、一昨日も勤務中に倒れて、医務室に運ばれた。 タキガワという少年は、先祖代々パイロットをしてきたらしく、彼もそれに則ってパイロットになるために地球から火星へやってきたそうだ。ピンク色の髪をした、まだ無邪気さが残る15歳の少年だ。 どうして突然火星に来たかは分からないが、政治など難しい話は分からないと本人は言っていたし、あまり深い理由は無いのかもしれない。 私はなんとかしてアキリーズの心をひくことに躍起になっていたのだが、タキガワのそんな様子を見て、真面目に任務を頑張らないとな、と思った。 タキガワが倒れている間に、彼のRBの整備もしておいた。 なんとか自分に出来る限りのフォローをしてあげたいと思う。 ……まだ信用、されてないんだろうな。 パイロットは二人しかいないんだから、お互いに協力し合いながらこれからやっていかなければいけない。 それはそうと、どうやら部屋割りの変更があったみたいで、アキがいつの間にか陸戦部隊の相部屋から個室に移動していた。 「エレニア、頼みがあるんだが…。マッサージをしてくれないか?」 そう頼まれ快く引き受けた私は、彼の部屋で首から腰までマッサージをしてあげた。 筋肉質な体だ。密かに筋肉フェチの私には堪らない。 「次は尻、尻もやってくれよ!」 まさかの要望に私は驚くが、尻を見つめて揉む覚悟を決める。 「ははっ、冗談だって」 「なんだ…」 ガックリ。せっかく覚悟を決めたのに私は気が抜けてしまった。 でも、また少しアキと仲良くなれた気がして嬉しく思う。 絢爛日記 5 嫉妬心
2010.02.05 Friday
『絢爛舞踏祭プレイ日記』
第5話 嫉妬心 嬉しい誕生日プレゼントを貰ったニャンコポンだったけれど。 通路でアキリーズと楽しそうに話しているのを目撃してしまった。 いや、アキリーズが彼女に話しかけていたというほうが正しい。 さりげなくこっそり様子を見ていると、アキリーズはなんだか照れた様子だ。 ニャンコポンは明るく受け答えをしている。 長話をする二人。 このまま見ていると嫉妬心がどんどん大きくなってしまいそうだから、一瞬離れようと思った瞬間。 「ねえ…、食事に行かない?」 (◎×△○×□!!!!!) 喜んで! と答えるニャンコポン。 もう耐えられない! もうその場を逃げるしかなかった。 彼女は何も悪くない。 明るくて、すごく素敵な女性だということはわかる。 アキリーズが惹かれるのもわかる。 でも、だからこそ嫉妬心と劣等感というものは襲ってくるわけで……。 絢爛日記 4 誕生日プレゼント
2010.02.05 Friday
『絢爛舞踏祭プレイ日記』
第4話 誕生日プレゼント この船の最下層には書庫があって、そこでは色々な本が読めるようになっている。 この火星という星は、なかなか深くて興味深く最近思うようになった。 なのでここの本を毎日少しずつ読んで、この世界について知っていきたいと思う。 今日は私が乗っている、RB…ラウンドバックラーという戦闘用のロボットについての本を少しだけ読んでみた。 まずは自分のそばのものから知っていこうという計画だ。 …でも本を読むとすぐ眠くなる。飽きっぽい性格なのと文章を読むのが極端に遅いため、一項目だけしか読めない。 たった今も、もうすでに飽きてしまったところだ。 そうそう、ニャンコポンという変わった名前のコスプレをした女性が、なんと誕生日プレゼントをくれた。 わざわざ書庫まで訪ねてきてくれて嬉しかった。 誕生日プレゼントは、ニャンコポンのチーク、というものだった。 チークは最近使うようになったので嬉しい。歳を多少若く見せることができる気がする……。 ただ今日は6月12日。実は私の誕生日は二日前の8日だった。(実際の誕生日は違いますよ〜) 少しずれてるけどまあいいか。 慣れない環境で、少し寂しかったから、本当にとても嬉しかったのだ。 ありがとう。 絢爛日記 3 都市船ユートピア
2010.02.05 Friday
『絢爛舞踏祭プレイ日記』
第2話 都市船ユートピア 90%の海と、10%の陸。 しかしこの火星では、海面付近と陸地は、宇宙へと放出される空気によって相当強い風が吹くのだと聞いた。酷い時は70キロメートルもの風速になるという。 だからこの火星にある都市は、都市自体が危険から身を守るために潜水艦になっているそうだ。 だから「都市船」という。 これは同じRB(戦闘用ロボット)のパイロットであるタキガワから聞いた話だ。 私は初めての都市船、ユートピアへと降り立った。 ユートピアは宗教で栄える都市のようだった。人口は7000万人。一つの船の中にそんなにも人間が収容されているのは驚きである。 ちなみに私の乗っている夜明けの船は搭乗人数300人の大きさだ。火星唯一の立派な船でも、都市船と比べるとさすがに小さい。まあそれだけ戦闘に長けているのだろう。何しろ戦艦なのだから。 私はここはどういう街なんだろうと、日常生活をするためにと貰ったデータブックで街の情報を確認してみる。 データブックはなにやら細かい字で色々書いてあって、最初はよく分からなかったが、しばらく眺めていると少し理解することが出来た。 どうやらこの都市船は……恐らく他の都市船もそうなのだと思うが、議会制で政治が行われているようだ。 五つぐらいの政党があり、より多くの議席を持っている党が街を治めているという感じだ。 そんなことがデータブックから読み取れた。 他にはこの都市のどのくらいの人が、どういった職業に就いているのか、ということも数字で分かるようになっている。ちなみに無職の人が290人だった。 …難しい話になったが、一応新しい発見だったのでメモとして書いておく。 そういえば、都市の中心である寺院に寄ったときにクジを引いてみた。 性愛運◎。 何かいいことが起こりそうな予感がする。 |